人生反省記Vol.2

馬鹿は馬鹿なりに。http://blogs.yahoo.co.jp/imutan813

中国一人旅所感

3/13~3/20の間中国に行ってきた。

行く前、行った先で、そして帰ってきて、少し経って、感じたり人と話したりして様々な思いが生まれたので少し書き留めておこうと思う。

今後の人生で何らかの理由で中国を訪れる可能性のある方は参考になるかも?

香港、台湾ではなく今回はあくまで大陸の話をしたいと思う。

 

主に三つ。

「なぜ中国なのか?」

「危なくないのか?」

「海外(一人)旅で変わったこと」

 

・なぜ中国なのか?

一つには金銭面で航空券や物価が安く、その割に社会が発達していて治安が悪くない点にある。治安については次項で書くけれど、日本人が想像するより街はずっと現代的な面も持ち合わせているように思う。交通網も発達していて旅行もしやすい。その割に、あらゆるものの値段は安い。

例外:トイレ

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二つ目に、物理的距離と心理的距離の比例しない感じが不思議でたまらなかったから。

漢字は使われているし、見た目は変わらないし、すぐ隣の国なのになぜここまで仲が良くないのか。そもそも中国人は沢山日本に来ているのだから、日本人だって中国に行ったってよくないか?と思った。面白さがわかりきっているところに行くより、自分で開拓する方が楽しいじゃない?

 

・危なくないのか?

結論から言うと全く危ない目には合わなかった。未遂もなかった。昨年行ったときは友達と二人して豫園(上海)でお茶をボったくられた(多分)けど、今回は警戒していたこともありそういう詐欺の方面でも、身の危険の方でも、全くもって安全な旅だった。

「中国に女一人って危なくない?」と行く前も行った後も散々言われた。何なら向こうで知り合って中国人学生たちにも言われた(「スリがこわい」って言ったら「問題はそこじゃねーだろw」って言われた)。

同じ容姿なのだから、まーず日本人だとわからない。

何度「你是中国人吗?(あなたは中国人ですか)」と尋ねられたことか。

女の子はスカートはいちゃだめ。スカート姿の人間は向こうで7日間一人もみなかった。染髪・巻き髪もほぼ見ないのですると目立ちそう。基本的に女の子は黒髪黒いスキニーに上シャツやセーター着て黒ぶちメガネ薄化粧あるいはノーメイクで中国人のコスプレは完璧。男はわからん。

地図も百度地図(中国のアプリ)を使ってたし、iPhoneの言語設定は英語だった。気にする人はそこらへんも変えておくといいかも。面倒くさくて私はいつでもどこでも地球の歩き方を堂々と眺めてたけど、興味津々に見てくる人はいても話しかけられはしなかった。

あとは、タクシーを使わないとか、夜道は極力歩かないとか(結構歩いちゃったけど)、当たり前の事さえ注意すれば大丈夫だと思う。

なるべく目立たず、なるべく一人にならない。あと残念なことではあるけれど、言語がおぼつかないのであればなるべく他人と接触しない。旅行の醍醐味だけど、身の安全の方を優先すべき。

あと縁があってお話しする機会があっても、自分が確証を持てなければホイホイついていかないこと。それから歴史や政治の話をしないこと。はなからあまり知識がなかったので関係なかったけれど、お互いの関係にいくらかの問題のあった・ある国であることは充分頭に入れておいた方が良いと思う。あと今自分は相手の国にいるのだということも。

郷にいては郷に従えってやつ。だから基本的にケロリとした顔で向こうの人に右ならえして過ごすことが大事。

ただ、地下鉄で並ばずにしかも入る人と出る人がゴチャゴチャしている文化はどう考えても効率が悪いから、平然とした顔で車内の人が出やすいように一度外に出て中に入ってみたり、降りる人を優先させてあげた。あとは何かの時に横入りされてもスマートに対応して、時には道を譲った。チャイニーズよ、これがジャップだぜ。

例: 大連の旅順区を中国人の子に案内してもらった時、日本人の歴史オタクなら必ず行くであろう203高地などは行かないようにした。どうしても侵略の話を避けては通れなくなるだろうし、感情を逆撫でして得することはない。まあもう一度旅順に行く機会があれば是非いきたいけれど。

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・海外旅で変わったこと

日本で考えていたことが大体合ってた。国同士がどうであれ、中のほとんどの庶民にとってそれらはどうでもよくて、異国の人がいれば興味が湧くし、それなりに優しくしたいと思うはず。実際にそう思う時が非常に多くて、自分の思いは強まった。というわけで変わったことは特にない。

バックパッカーみたいな旅って文系の時間のある大学生しか出来ないと思っていたちっぽけな女子医学生がした旅行にしては結構上出来じゃないかな?

私は中国が好きで中国を訪れている。基本的に訪れる国には好意をもっている。嫌いな国にわざわざ高い金を出して旅行しようとは思わない。その国の文化や人間に興味があって、仲良くできたらなと思っている。そういうスタンスでいることが一番大事なんじゃないかと思う。歴史や政治についてあまり詳しくないことが逆に良かったのかもしれない。

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余談だが中国人は日本のアニメが大好きだ。私はほとんどアニメを見ないのでワンピースの話題をふられても分からないと言ったらビックリされた。日本語専攻でなくてもほとんどの男女が何らかの日本のアニメのファンで、出会った6人全員がジブリが好きと言っていた。みんなして「海の見える街!(日本語)」って言ってメロディを歌っていた。帰りに見送ってくれる時に日本語専攻の男の子と一緒にトトロの「さんぽ」を日本語で一緒に歌いながら泣きそうになった。国を越えて、言葉が全く分からなくても、文化が違っていても、よい音楽やよい作品はお互いにわかりあえるのだということに感動した。

 

仮に今後、中国あるいはどこか違う国との関係が、観光客が訪れられないほどに悪くなったとしても、私はあの日の感動を忘れないと思う。そのことが力にならないとしても、あの時に感じたことは、感じたことのない人には決して得られない貴重な体験だったし、必ずどこかで活きると思っている。

 

かっこよくまとめてしまったけど、とにかく楽しかったからよかった!

しばらくは行きたくないけど(汚いから)また行くぞ!