人生反省記Vol.2

馬鹿は馬鹿なりに。http://blogs.yahoo.co.jp/imutan813

日本一の秘境駅「小幌」に徒歩で行った。②

さて、下の図のようにして小幌駅に到達しようと考え、岸壁に足をかけてロッククライミングのように岩肌に手足をかけて前に進みます。

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場所が場所だけあり、どんな角度からでも写真が絵になるので写真を撮りまくりながら進みました。

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贅沢だ。

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海岸を海側から見るとこんな感じ。小屋がありました。

ちなみに写真で見るとちゃんと下が岩になってて歩くのが楽そうですが、実際はほとんど崖の直下が海です。正直ロッククライミングをするより諦めて浅瀬を歩く方がずっと楽です。勿論途中であきらめました。このときだけサンダルでよかった。

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角を曲がると、こんな風に遠くに陸地が見えてきました。

右手に見える海岸が小幌海岸海水浴場(地図参照)に違いない!このままいけば完璧や!

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と思ったら結構深い溝があった。やれやれ。この程度では諦めないぞ。と勢いをつけてジャンプして進みます。

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と思ったらその先に、明らかに深さ数mの場所が現れてしまいました。

しかも写真の通りロッククライミングの難易度もMAX。失敗したら小幌の海で間違いなくさようなら。何故?今が満潮だからという理由も考えましたが、そんなレベルの深さではありません。

まあなんとかなんじゃねーのいこーよってならなくてよかった。本当に良かった。

 

「道間違ってんじゃね?」

もう一度ブログを見ようということになり、海水につかりながらスマホをいじる。

あれ…岸壁なんて一歩も歩いてねえ…

というわけで完全に道を間違えました。一歩間違えたら冗談抜きで死んでました。

海沿いルートなど存在しなかったのです。

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というわけでもう一度海岸へ戻りました…。

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まあ冷静に考えてこんなとこ通らないよね…通って行けたら感動しただろうけどね…

海岸まで戻り、獣道の出口から少し戻ったあたりに、きちんとご丁寧に分岐がありました。

しかも壁にロープが張ってあるという安心仕様。つらい。

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ここからは先ほどの獣道ほど獣道感のない、ゆるやかな登山道と言った感じでした。勿論完全には整備されていないしコケたら下までまっさかさまでしょうが、気を付けて歩けば、ここまでの獣道で鍛えられた者にとって何の苦でもありません。

というか今までの道に比べてただの道すぎてつまらなかった。

というか結果としては無駄だった岸壁歩きがハードすぎて屁でもなかった。

時間としては結構歩きますが、どうでもいいし景色もどうでもいいのでカット。

登ったり下ったりうねうねしながらだんだん道が平坦になっていき、

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こんな人為的なものまで見られるようになり、ついに、

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日本一の秘境駅、小幌駅に到着。

(秘境駅ファンとしてはガッカリすることに、夏休み・そして廃駅が検討されているということもあり、4人も人がいました。どこが秘境なんだ。)

小幌駅については探せばいくらでも写真が出てくるだろうし、いくつか秘境駅に行ったことのある身からすると「あ~秘境駅だねえ、いいねえ」程度かなぁ。

勿論駅の両脇がトンネルで挟まれたりしてどうしようもない秘境感はあるんだけど、晴れてたしなにより他の人がいることで秘境感はだいぶ薄れてしまいました。

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秘境の海岸産コンブと駅標。他の鉄路訪問者たちに俺は徒歩できたんだぞとアピールできるアイテムだ。必ずゲットしておこう。

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長万部方面、1日5停車もするのか…

前々日に訪れた上白滝駅の時刻表のほうが面白いのでこちらを張っておきます。

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これを見た後だと割とどんな秘境駅の時刻表も本数が多いように見えてくるから不思議。

本当はいくつか別に進めそうなルートがあり行ってみたかったのだけれど、一応立ち入り禁止の柵がついており、他の人々に見られてまでその先に行くことは憚られてしまいました

。非常に残念。

あとから調べたところ、今回辿ったルートの他に小幌駅到達には少なくとも3つルートが存在するらしい。しかも今回のようにわざわざ海岸を通らずともよいルートのようです。ただ、ほとんどネット上に情報はないです。

だからこそ自分の足で確かめたかったなぁ。

早く元の秘境駅に戻ってほしいと思ってしまいました。

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帰りは流石に鉄道で帰ります。

驚くべきことに、この1両の列車から、15人くらい小幌駅のホームに降り立っていました。どこが秘境なんだ。このタイミングで訪れてたらもっとガッカリしたと思ったのでよしとしましょう。

1駅長万部側の静内駅で降り、タクシーで先ほどの国道の脇道まで送ってもらいました。

 

結論:小幌は徒歩で行こう!ハイキングと海水浴が同時に楽しめる!

  あとあんまり人来ないでくれ!(ブーメラン!)

 

訪れた翌日9/1、小幌駅は廃止が見送られることになりました。

なんだったんだ。

廃止が見送られるという事は人々の注目も集めなくなり、元の閑散とした小幌駅がきっと戻ってくるのでしょう。もう少ししたらまた訪れたいものです。

どなたか海岸の岸壁を伝って小幌駅まで到達できた方がいらしたら、@imutaneverにご報告・ご伝授願います。

結局岸壁を歩いたのは無駄でしたが、なかなかに非現実的な絶景を見られたので、物好きな方は一度歩いて見られることをおすすめします。

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Forever 小幌駅。